e-Taxってなに?

 

みなさん、こんにちは。

2月は個人の確定申告時期になりますね。

期間は2月15日から3月15日までの1カ月ですが、今年は土日の関係上

「2月18日(月)から3月15日(金)」までと少し短い期間になります。

ただし、還付申告の場合は1月4日から申告できますので、すでに今年の申告をされている方も多いのではないでしょうか。

 

1.還付申告

 

還付申告とは、簡単に言いますと税金がかえってくる確定申告のことをいいます。

給与所得者でも、医療費や寄付金などの控除によって、納め過ぎの所得税の還付を受けたい方は、この還付申告をする必要があります。

期間は翌年の1月1日から5年間ですが、年末年始は申告ができませんので、最短でも1月4日からになります。

≪2018年分の還付申告期間≫

2019年1月1日~2023年12月31日

 

2.申告書の提出

 

確定申告書は「書面」「e-Tax(イータックス)」のいずれかによって提出します。

「書面」による提出とは、申告書類を直接又は郵送によって提出する方法をいいます。

「e-Tax」とはインターネット等を利用して申告書データを送信する方法をいいます。e-Taxは、インターネット環境にあるパソコンがあれば、自宅で申告書の作成から提出まで可能です。

スマートフォンを活用した申告方法もありますので、気になる方はこちらよりご確認ください。

 

3.e-Taxには何が必要?

 

今まで、e-Taxにより申告するためには、「マイナンバーカード」「e-TAXの利用者識別番号とパスワード」さらに「ICカードリーダライタ(ICカード読込機)」が必要でした。

しかし、平成31年以降は次の①と②のいずれかの方法でも申告が可能となりました。

 

【①マイナンバーカード方式】

「マイナンバーカード」「ICカードリーダライタ」のみを用いて申告データの送信を行うことが可能となりました。

利用開始方法は下記「e-Taxホームページ」より

●利用開始方法(利用者識別番号をお持ちの方※注意)→こちらから

●利用開始方法(利用者識別番号をお持ちでない方)→こちらから

※注意

利用者識別番号をお持ちの方が、「マイナンバーカード方式の利用開始」画面の「利用者情報の登録」ボタンをクリックして手続を行うと、これまで利用していた利用者識別番号が廃止され、それまでに送信された申告等データに係る受信通知は見ることができなくなりますので、お間違えのないようご注意ください!!

 

【②ID・パスワード方式】

「e-Taxの利用者識別番号とパスワード」のみを利用して、国税庁のホームページ「確定申告書等作成コーナー」から申告データの送信を行う方法です。

 

利用者識別番号とパスワードの発行は、今年より「マイナンバーカード」と「ICカードリーダライタ」を使って自宅からも取得できるようになりました。

「ICカードリーダライタ」又は「マイナンバーカード」をお持ちでない方は今まで通り、税務署で職員による本人確認を行った上で発行しますので、運転免許証などの「本人確認書類」をお持ちの上、お近くの税務署にて取得をお願します。

 

また、e-Taxは申告書の作成や提出だけでなく、納付もできます。

指定した口座からの振替により、簡単なクリック操作で即時又は期日を指定して納付することが可能です。

詳しくはまた次回にお話しさせていただきます。

 

 

「伏間洋税理士事務所」は利用者識別番号や暗証番号の取得からお手伝いさせていただきます!!

皆様のご連絡お待ちしております!!

 

税理士 伏間 洋

住所 大阪市中央区常盤町1-3-18谷四ビル202

06-7172-0234